リハビリ室よりこんにちは 9月29日金曜日、起床には早いスマホからの呼び出し音に、「あっ！とうとう来てしまったか」という気持ちで姉からの電話を取りました。患者様皆様には１週間のお休みをいただくこととなりました。私から言うのも変かもしれませんが、本当に尊敬できる立派な父でした。事あるごとに、「帰って俺が対応しようか？」っていっても、「お前は患者様をしっかり診ろ！」と言って平日には帰ってくるなという父。病床の父に「今日は祭日だから帰ってきたよ」というとにっこりした父。もうほとんどしゃべれなくなったと聞いて飛んで帰った時に父は「き　よ　の　ぶ！　お　お　ぎ　堂！」そしてそれを聞いた看護師さんが「大城さん！おおぎ堂って何のこと？」との問いに父は「お　お　ぎ　堂　は　お　お　ぎ　じゃ！」と。
　なんの事だったのかな？何を言いたかったのかな？父親の残した「きよのぶ」・「おおぎ堂」・「おおぎ」という三つのキーワードのパズルをひもとく人生が始まったのかなと思います。おそらく「息子よ！おおぎ堂の患者様のためにこの後の人生を捧げなさい！それが大城利雄の息子になった宿命だよ！」と。大変ご迷惑をおかけしました。院長　大城清宣（おおぎきよのぶ）