2014年06月02日 (月) | 編集 |
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リハビリ室よりこんにちは 6月1日(日)PM10:30。ただいま、東京柴又~千葉~埼玉~茨城往復ウルトラ100キロマラソンから無事帰ってきました。私は毎回マラソンを走る際にはテーマを決めて走ります。手術をする人の快気のため、患者様の痛みと苦痛を背負うため・・・など必ず「自分の苦しみは人を助けることが出来る」という思いで走っています。すなわち願掛けみたいなものですね。ただ今回は愛犬「もも」の為だけに走ろうと心に決めてエントリーしました。つまらない私事。この紙面で失礼は重々わかっています。気分を害された方は次ページへお進みください。
ももは生まれてすぐに見に行くと誰よりもやんちゃで元気でした。ももはその中で一番最初に妻の足をぺろぺろとなめてくれました。ももは兄妹の中で一番に脱走しました。ももは買ったばかりのマンションの畳を掘り返してマンションの価値を台無しにしました。ももはおおぎ堂を開業する際に一緒に準備をしてくれました。ももは開業初日たった7人しか来ない患者様を見て私の顔をずっとなめてくれました。ももは雨の日も雪の日も毎日一緒に出勤してくれました。ももはトレーナーの私が日本中に遠征に出かけている際、ずっと家で待ってくれました。そんなもももだんだんと年を取ってきて、それは私より何倍も速いペースでした。ももは14歳になり、毎年恒例の誕生日会をしました。ももはこの時獣医さんに余命を宣告されました。ももは毎日痛みと苦痛に耐えています。ももは何もしてあげることが出来ない私を恨みもせず毎日愛おしそうになめてくれます。ももは呼ぶと動かない体を強引に傾けて私に寄り添ってきます。ももは自分がつらくても私を一番に考えてくれます。だから私は大嫌いなマラソンを走るしかありませんでした。ももの痛みと苦痛を少しでも分かち合いたくて・・・。ももはいつも私を見ててくれるから今度はももががんばる番です! (院長)
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