2013年01月03日 (木) | 編集 |
リハビリ室よりこんにちは 新年あけましておめでとうございます。皆様お正月をどうお過ごしになられましたか?私は箱根駅伝のゴールテープを切る瞬間に、ここおおぎ堂で「まごの手通信」を書いています。今年の箱根駅伝は例年に負けず劣らずの好レースが繰り広げられました。結果は昨年の19位からの大躍進で、日本体育大学の優勝で幕を閉じました。新年早々わが母校の優勝に、幸先の良いスタートとなりました。日体大別府監督いわく、一年間かけて「当たり前のことを当たり前のようにやる」ことをこころがけたそうです。当時の大学の確か体育心理学の講義だったと思います。「なぜ昔の日本人はオリンピックで良い成績を出していたのに、今勝てなくなったのか?」という講義内容でした。礼儀を重んじ、他人をいたわり、体格差を精神力で補う。「当たり前の事を当たり前のようにやる」という日本人の心はいつしか慢心に覆われ、他人への感謝の気持ち、先輩への心配り、後輩への気配り、体格の小ささをなにくそという精神力ではねのける、日本人独自の特性が最近失われ勝てなくなってきたのだと締めくくったと思います。「日本の底力」!!それは日本人が脈々と受け継いできた日本独自の思想、文化、精神力に他ならないと思います。栄養がいきわたり、体格がよくなり、経済的にも恵まれ、すべてにおいて欧米化が進み、見失われた日本。もう一度全員が「当たり前のことを当たり前のようにやる」習慣を見直す。これからの日本が進むべき道標を後輩たちに教わったような気がします。※追伸:東京マラソンランナーのコメントは次号にて・・!!院長
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